集合住宅では角部屋や一階を選ぶ
賃貸住宅は戸建住宅と集合住宅とに大別できます。どちらを選ぶかは個々の好みにもよりますが、近隣との接点が少ない点を意識するなら戸建住宅のほうがよいかもしれません。しかし、賃貸住宅の多くは集合住宅というのが現状です。集合住宅の場合、隣家との境は壁一枚なので、近隣の人を身近に感じることが少なくありません。自分の生活音で迷惑を掛ける可能性もでてくるのです。ただし、入居する部屋によっては近隣との接点を少なくすることもできます。角部屋もその一つ。両隣の住民を意識しなくてもよいメリットがあります。また、二階以上より一階を選ぶのも一案です。階下に住民がいないので、迷惑を掛ける範囲が少なくて済むでしょう。
防音性の高い住宅を選ぶ
防音性の高いつくりかどうかを意識することも重要です。生活音が筒抜けになるのが心配ですが、防音性が高い住宅なら近隣への迷惑緩和が可能です。そのうえで、防音シートを敷いたり防音カーテンを掛けたりと、なんらかの工夫をしてはいかがでしょう。隣家に面した部屋に家具を並べるのもよいかもしれませんね。
近隣に配慮して生活しよう
賃貸住宅を選ぶときは、借りる部屋の場所や住宅構造を確認することが大事だとわかりました。それらの条件をクリアすることで、生活音による近隣への迷惑が軽減できるため、快適な生活を送ることも夢ではないでしょう。しかし、物理的な条件が備わっていても安心できません。夜遅くに友人を招いて騒がないなど、最低限のマナーを守ることが大切です。また、乳幼児がいる家庭では、子どもの泣き声で迷惑を掛けることが懸念されます。近隣との関係を良好に保つためにも、引越し時にはきちんと挨拶をして理解を得ておきましょう。
函館の賃貸住宅は、種類により家賃が異なります。一番安いのはワンルームアパートで、一カ月の家賃は2.8万円です。